ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

浅田真央を連載するなら少年誌。

 

今更ではあるが、浅田真央が引退した。

 

引退会見の内容はどの番組でもネットニュースでも大きく話題となっていて、試合の結果にかかわらず依然として国内での人気度は高いようだった。

 

荒川静香安藤美姫鈴木明子、そして本田真凜と女子フィギュア選手は、国内での注目度が高い。華やかな女性達が素人にも分かる結果を出しているからなのか。だけど、同じように結果を出すのは女子レスリングや柔道も同じだ報道の大きさが違う。ウィンタースポーツで盛り上がるのがスケートだけだからなのか。確かに、噂の今井メロや女子スキーの高梨沙羅はここまで試合内容や私生活について報じられることはない。

 

もう分かったよ。置いてかれた。僕が知らない間に日本人はスケートが好きな国になっていたのだ。羽生結弦の凱旋に空港がパニックになるくらい日本人はスケートが好きになったのだ。冬といえばスケート。でも行くのはスノボ。いっときのラグビーブームのように短く終わってないから本物だと信じたい。

 

で、そんな高まり続けるスケート人気の中で、1番好きな女子選手ランキングを国民全員で開催したら1位を取るのは浅田真央だと思う。完全に主観だが、顔は本田真凜が1番可愛いと思う。でも圧倒的に人気なのは浅田真央。付き合うなら安藤美姫。でも人気なのは浅田真央

上に書いたのは主観だから置いとくけど、浅田真央がとてつもなく人気なのは、スケートに関心がなくたって感じているところではあると思う。台頭する若手が沢山いる中で、大会で結果を出してほしい、

五輪に出てほしい、復活してほしいと思われ続けた選手というのは他にいないんじゃないか。なぜこんなに人気なのか。

 

浅田真央は少年漫画の主人公のようだから。

これを理由として推し進めたい。

某雑誌を挙げるなら、友情、努力、勝利。

これらの要素は試合だけでなく僕らが分かる範囲内の生活にも散りばめられている。

 

日本選手団での仲良さげな様子や、姉妹での様子。ニュースは笑顔で年頃の女性というイメージを映し出す。日常回で分かるような一面を僕らはここで知る。選手に人柄という厚みが出ている。

 

大会が始まると、解説ニュースや解説番組では高得点を取るために行ったストイックな練習風景や、内容が映し出される。当たり前な話ではあるが、"努力してる頑張り屋な私"が映ることはなく、本物のスポーツ選手がそこにいる。そんな状況で試合を見るわけだから、一緒に手に汗を握らないわけがない。生み出されるのはまさに努力の勝利である。

 

ここまで書いといてなんだが、僕はスケートを見られない。見ないんじゃなくて見られない。

いつ転倒するかハラハラして応援できない。転倒した後の立て直そうとする落ち込んだ表情から試合の表現へ移り変わる過程、選手も人間なんだって部分を直視できない。自分が転倒した気持ちになる。だから、トーループとフリップ、アクセルの違いがわからない。試合の見所を理解できてない。だから得点の付け方もわからないし、どこが高得点だったから勝てたのかもさっぱりわからない。そんな僕、いや、僕らでも、ここの改善に取り組んだからここが凄いみたいに言われるとすごく見えてしまう。放送の仕方もあるだろうが、友情、努力、勝利を見せられるとその主人公を応援したくなるのは人間の心理であろう。戦いを応援してしまう。勝ってほしいと思ってしまう。まさに少年漫画の主人公。

 

こういうふうに切り抜かれていたからと書くと、作られた虚像じゃんと思うかもしれないがそんなことはない。

 

ライバルポジションのキムヨナとの年を超えた戦いは毎期注目を浴び、相手の国がというのも相まって負けて欲しくないと思った人は多いに違いない。

 

母の期待と比較対象の姉と確執。

そんな母の急死を乗り越え全日本制覇。

 

15歳にしてGPファイナルを制覇するもトリノ五輪には出られず。

 

スポーツ漫画でも全部は盛り込めないほどの要素がスケート人生に盛り込まれ、友情、努力、勝利を深く掘り下げている。

フィクションよりもフィクション。事実は小説よりも奇なり。

長いキャリアの中で、漫画で言うところの〜編がはっきりし、その都度応援したくなる姿勢を見せた、浅田真央は国民的アイドルよりもよっぽど国民的アイドルだった。これが注目度が高い理由じゃないだろうか。

 

だから、熱い友情、努力、勝利で国民の心を掴んだ浅田真央を連載するなら是非少年誌で。

 

では、また。