ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

引退×再開×虚像

 

旧アニメ版みたいなタイトルをつけてみました。

 

HUNTER×HUNTERの連載と宮崎駿の制作活動が再開するみたいですね。

 

HUNTER×HUNTERのほうは、最新刊が6月に出るから再開かもくらいの信憑性ではありますが、盆と正月が一緒に来たみたいな気持ちでございます。

 

あとはエヴァの映画なんですが、まぁこれは死ぬでに完結してくれればいいや、くらいの気持ちで。

 

でも実際、再開を受けてファンってどれくらい嬉しいものなのって話です。

 

例えば、僕はtheHIATUSもNothing'sもMONOEYESも好きですが、さほどエルレの復活を望んではいません。

既存のバンドが十分にかっこよく、満足してるからというのと、

活動休止前、最後のライブがいつ見返しても、圧倒的かっこよさを誇っているから、嬉しいけど、別に今再開しなくてもなという気持ちなのです。

 

最後、というのはいつでも無条件にかっこよくなるものだと、

花火や桜が綺麗に思えるように、次がないという感覚は物事にフィルターをかけるのだと僕は思います。

 

だから一時的とはいえ、終わりに向かっていったエルレはあの時点でのライブが、最もかっこよく輝いたライブに見えてしまうのだと思うわけです。

次。があれば嬉しいですが、その分ありがたみを感じにくくなってしまうのが人間です。だから僕は輝き続けたままエルレエルレでいて欲しいのです。

や、復活ってなったらそりゃ嬉しいですけどね。

 

 

宮崎駿の場合はどうでしょうか。

 

僕は賛否あると思いますが、風立ちぬが最も好きな作品です。

引退するということが分かっていたからこそ、ガラクタになった飛行機を見ながら、最後はボロボロでしたが。と語るシーンでカタルシスを感じられました。

 

これが、引退ではなく復活もありえると知っていたら、ここまでの感動はなかったと思います。

 

見解は違えど、こんなふうに、再開したことで、新しい作品もしくは既存の作品に虚像を見てしまう人は増えてしまうんじゃないでしょうか。

 

その点HUNTER×HUNTERはすごいですよ。

いつ連載休止になるかわかんないから1話ごとのありがたみがこち亀やワンピースとは全く違います。

今ではこち亀もありがたい側ではありますが。

 

もしかしたら僕らは冨樫の手のひらで転がされてるだけなのかもしれません。

 

いや、まさかな話でしたね、、、

 

とにかく、HUNTER×HUNTERはしょっちゅう休むから、変に虚像を見ることはないじゃないですか。そこらへんが決して連載を中心にはしない冨樫のプロ意識なのかなと思います。

 

あんまり喜べないみたいなことを書きましたが、宮崎駿の新作だって細かいこと抜きに楽しみではあります。

 

終わりがあるから美しいとはよくいったものですが、造り手が、有終の美の飾り方を選べる昨今、あまり最後だから。とか次はないから。とかを大事にしすぎず、作品に入り込むのがいいのかもしれません。

 

時代背景を共にする以上、シェイクスピアのように、現代から全体像が見える作者の作品を楽しむのとは、違う姿勢が求められますが、これが想像以上に難しい。

 

引退するけど、作品はいつでも作るよじゃだめだったのか。

まさに、肩書きって何というお話。

 

では、また。

 

シンゴジラの続編じゃなくて、エヴァの続編が早く見られますように!