ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

故障者リスト入り、待ったなし。

 

iPhone5sの充電が50%の状態から一瞬で0%になる恐怖に怯えながら生きる毎日。

迫りくる限界から目をそらし生きるのは非常に心苦しい。スタミナが赤ゲージなのに、攻めの鬼と化したプレイヤーにずっと双剣で乱舞させられている、ハンターの気持ちに近い。

 

なにより、電車の中でも笑い声がでかい女が持っている充電器よりも、はるかに大きいものを持ち歩かないと何もできないのが非常に恥ずかしい。

天気と乗換案内・出先で更新に使うはてなブログのアプリは生命線なのだ。この三種の神器が無くなるのは、iQOSが充電されていなかった時の絶望と同規模なのだ。

だから、どんなときでも充電器は持ち歩く。

 

使うのは7回位フル充電できるタイプのやつなんだけど大きすぎて、LINEの返信すらまばらな僕のスマホ利用の実態とは異なり、依存症なんだなコイツと思われるのがすごい嫌だ。

 

すごく嫌だ。

 

人と顔をあわせてるときも手には液晶画面の方々と同類に思われるのが、恥ずかしくて、携帯買い換えようかなと思い始めた。

 

 

思えば、今まで気にしていなかっただけで、そろそろ買い換えないといけないものが生活の中に溢れてきた。

 

まず靴。そんなに数を持ってないから、常に故障者をスタメンに入れてる状況なのだ。大谷と斎藤でローテ回してる感じ。怪我と不調に怯えてる。

服も最近買ってないから、着方が一辺倒で、そろそろオシャレに無頓着の奴というレッテルを貼られかねない。同性にだったらそんなの構わないんだけど、丸の内のOLさんはさんと、電車で寝てしまい寄りかかってくる女子高生にだけは、ダサいやつとは絶対に思われたくない。

 

学校にテロリストが侵入してきたら俺がなんとか。みたいな妄想は全くしないタイプだが、寄りかかってきた女子高生が電車を降りてわざわざ追いかけてきて、肩これで拭いてくださいとハンカチを渡してくる。これだけは毎回考えてしまう。だからファッションセンスがないやつと思われる訳にはいかないのだ。

 

OLさんの場合は、飲み会後に、少しでも風に当たりたい一心で開閉するドア側により掛かるも、金曜の人の多さに押しつぶされて最寄りの駅まであと一駅。でももう苦しさの限界。みたいな時に、颯爽と水とタオルを渡してあげたい。って飲み会の帰り道にいつも思う。

で、「返しますから」「いやいいです」って押し問答の末にLINEを交換したい。だから第一印象を良くするためにも、洋服くらいはキチンとしておきたい。

 

 

上述したようにスマホは充電が致命的な上に、ギターの耳コピが捗らなくなった時の、イライラのとばっちりを受け、音量調整ボタンが陥没。指紋認証が使えなっている。

故障者リスト入り待ったなしだ。

 

ギターの弦は錆びつきすぎて、うんこついたみたいになってるし、5年位使っている小銭・カード入れは元がどんな赤色だったのか分からないくらいに黒く染まってきている。

髪の毛も切ってないから前髪が鬱陶しい。

 

ギリギリで生きているほころびが、物に出てきてしまっている。

 

大体こういう時は、大事な時に壊れたり、使えなくなったりして、予定を詰め込みすぎた生活にしわ寄せが来る。

 

故障選手をスタメンに入れ続ける奇行をやめて、一新したい気持ちはあるし、変えたら楽になるものは多いのだろうが、別に今困ってないしな。と、なんでもかんでも後回しにしてしまう。

そんくらい買えばいいのにってものでも、とにかくわざわざ買うくらいならまだイケると、謎の張り合いを見せる。

貧乏性というわけでもないのだが、無駄に粘ってしまう。

 

モノには命が宿っているから、どんなものでも末永く大切にするという、日本の心を色濃く受け継ぎすぎた。

 

曲がって穴が若干開いてる傘でも、まだイケるを繰り返すし、穴が開いてることに気づかないで洗濯した靴下は、あと一回と唱えて気にせず履く。そして同じ過ちを3回位繰り返す。

なんでもかんでも、回数使えばいいってもんじゃないってことは分かってる。けれど、壊れてもまだイケる状況の時のやめ時が分からない。

深夜に初めた大富豪のやめ時くらい分からない。

 

ただ、何度も使ったから分かる自分ならではの使い勝手があるのは楽でいい。

 

 

使いづらい部分が出てきたからこそ持てる愛着と共に、ボロボロのその先へ向かう。

それしか、やめ時を見つけられない。

 

全所有物の故障者リスト入り、待ったなし。

 

 

では、また。