ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

カシオレ大学生と酒の一杯目。

 

外国人の受け入れを飲食店が強化する方向性らしい。

外食業界 外国人受け入れ強化の動き 人手不足で | NHKニュース

 

自分が接客される側に回ると、時々なんだこいつと思うことはあるけれど、人手不足は解消するし、目的を持った人であれば戦力になるのは早いだろうからいいことだと思う。

 

そんな中で昔バイトしていた店の店長が、外国人は逃げるからなぁと苦言を呈していたことを思い出した。日本語通じなくてしんどいんだよなぁとも言っていた。

 

その時は逃げたエピソードを聞いて腹を抱えて笑っていただけだったけど、今思うと、そういう人に迷惑をかけるやつが、他の人の首をしめてるんだよなと思う。

 

痴漢や、傘の持ち方、リュックの背負い方、ベビーカー問題などで電車は殺伐とした空間だって思いがちだけど、心優しい人だって乗っているし、そういった人の優しさでほっこりすることだってある。

 

1人の老人が乗ってきた時に座席1列全員が立ち上がった時とか、目の前の1席だけ空いた時に、詰めてくれたおかげでヒールを履いていた彼女と2人で座れた時とか。ささいなことであっても、人間関係が希薄と言われる現代で、電車は人の優しさに触れられる貴重な場でもある。

 

 

今、車内の手すりに蜘蛛の巣が綺麗に張られてて発言を撤回したくなったけど先に進みます。

 

 

他にも喫煙問題が受動喫煙だなんだと騒がれているけれど、指定された場所で迷惑をかけないように吸ってる人達は一定数いるし、なにも全員が無配慮にプカプカしているわけではない。煙を吐く方向や立ち位置など、よく見ると指定された場所の中でさらに気を遣いあってる人たちがいる。

 

一回経験するとそう見えてしまう、というのは恐ろしいもので、なんだこいつと感じる1人に遭遇するとと周りの人たちまで、似たような人間性を持つものだと思えてしまう。

 

だからそういう視点はやめましょうねという道徳みたいな話しではなく、今回僕が言いたいのは、上述した事情で酒の1杯目が頼みづらい。そういう話です。

 

一見するとなんの関係もないように思えますが、なんのなんの、関係は大ありで、僕の首は酒をイッキすることでしか場を盛り上げられない若人にしめあげられている。そういう話なんです。

 

他人の話題の中で、夢の話と食事の話は最も興味を抱けない話題だから、敢えて明言するのは気がひけるんだけど、僕は基本的にとりあえずビールを信条としている。

 

そこからハイボールを挟み焼酎に移るんだけど、悪魔の持病・胃酸過多のせいで、炭酸を飲むのがキツイ時や、酒はもう飲めないと胃が強制的にストップをかける時がある。

 

人の酒を飲みたいという善良な欲求すら打ち負かす悪魔。胃酸過多。

 

身を滅ぼすが如く飲もうと決めた時はいいのだけれど、2軒目3軒目と進むにつれ正直、喋れてれば飲み食いはもういいやと思う頻度が高くなる。

お腹いっぱいとか大量に酒を飲んだからとかじゃなくて、胃から胃酸が逆流して、口の中が大変なことになってるから。これを忘れないで欲しい。

 

そんな時はあまり負担がかからない、みんな大好きウーロンハイや、炭酸は飲みたくないと述べたばかりだけれどレモンサワー、かくなる上はカルーアミルクを飲みたくなる。

 

けれど、2軒目についてさぁ一杯目となった時に、のっけからウーロンハイとは言いづらい。

仲間内は僕の症状をよくわかっているから気にすることはないんだけれど、店員さんの目がひたすらに気になる。

 

問題はただこれ。店員さんの目が気になる。

 

は、こいつ声デカイくせにウーロンハイかよ。って思われたくない。なんかビール、もしくは強いお酒を頼まないと、酒を飲めない日和見主義のクソ野郎と思われるんじゃないかと勝手に駆け引きが始まる。

 

実際思ってないのかもしれないけど僕は、箸すらちゃんと持ててない、どうしようもないそこらへんの大学生が梅酒やカシスオレンジをドヤ顔で頼む姿を見て、心の底からあざ笑ってた。

 

あざ笑う僕は人で店員さんも人。

人は同じ考えを持つ可能性がある。

店員さんは僕のことをあざ笑う可能性がある。

 

A=Cが成り立ってしまう。(誤謬は探さないでください)

 

こうなってくると見栄っ張りな僕はウーロンハイを頼むわけにはいかなくなってしまう。こうして結局振り出しのビールに戻っていくのだ。

 

これで、上述の外国人のバイトと酒の一杯目の関係がお分かりいただけただろうか。

カシオレ大学生の風評被害を受けたせいで、なんか頼みづらい酒が大量に生まれたのだ。

代表格のカシオレも、梅酒も、ウーロンハイも、レモンサワーも、カルーアミルクも。みんないい迷惑だ。そのせいで首をしめられていると言ってもいい。

 

そういった煽りを受けて、飲みたいのにこのお酒なんか頼みづらいなと感じたことのある人は少なくないだろう。なんか頼んだ時に理由づけするのってそういう裏返しじゃないですか?

 

頑張って頼んだら頼んだで、そんなん飲むのかよとか、ジュースじゃん・お茶じゃん等、ケチをつける奴を時折見るが、アルコール入ってるものをジュースとしか感じられないお前の肝臓大丈夫か。

 

 

流石に胃は大切なので、二杯目からは僕も勇気を出してレモンサワーを頼むけど、俺エグザイル目指してるからさ。と大して面白くもない小ボケを、店員さんにちょっと聞こえる音量で言ってしまう惨めさったらない。

 

ビール飲めないと酒が飲めないとか、カクテル系のものは飲めない人の飲み物だとか、日本酒は辛口に限るだとか、そんなんは好みの問題でしかない。

飲みないの飲めよって思う。というか自分にそう言い聞かせたい。

カシオレ大学生によって締め上げられた首を、周りの人たちにまで締められたらたまったもんじゃない。

 

だから、そこのカラコンバッチリな茶髪の店員さん。ビールと間違えてウーロンハイかレモンサワーを持ってきてくれ。頼む。

 

 

あ、いや、これは間違いなく麦酒。

 

 

では、また。