ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

静岡の人は、けものとフレンド。

 

ちょっと前に、静岡で脱走していた1mくらいのトカゲが無事に捕獲されたらしい。

28日から脱走し、6月7日まで。プリズンブレイクばりの大脱走を見せてくれた。

当日に事態が収束した東名高速、ブタのトンヅラ事件とは逃げる側の心意気が違う。

 

表立って報道はされていなかったけれど、あの大御所YouTuberはじめしゃちょーも捜索動画を出していたくらいで、加計学園や高須医院長のスタンプの影にかくれてしまってはいたが、結構インパクトのあるニュースだった。

 

ペットのトカゲ1m級が逃げたのだ。近隣住民の受けた衝撃は想像に難くない。

恐竜みたいな風貌の夜行性動物がそこらへんをウロウロしてるのだ。エンカウントしたら確実にチビる。餌を選ばない肉食らしく、下手したら食われる。

 

捕まえた飼い主は温室?の屋根に乗っていた所を素手で掴んだようで、歳を重ねるごとに何もさわれなくなっていく僕からすれば天上人みたいだ。

 

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-日テレニュースより

 

昔は、ダンゴムシもカブトムシもバッタも何も気にせずさわれていた。セミも躊躇せず掴んで虫かごに突っ込めたし、抜け殻も楽勝だった。

それが今じゃゴキブリ退治するのは悲鳴をあげながらだし、カブトムシは絶対に飼える気がしない。爬虫類や両生類なんてもってのほかだ。ザリガニもきっとさわれなくなってる。触れるのは味噌汁に入ったエビと奮発した日のロブスターくらい。

 

 死んでいれば触れるのかといえばそうではないんだけど、触った時に動かれちゃうのが気持ち悪くてなにも掴めない。

 

だからこのトカゲを掴んだ人は本当にすごい。尊敬する。

捕獲シーンを見たら静かに冷静に対処していたけれど、声を出さずにガッといけるって男気しかない。

虫と爬虫類掴める人はみんな漢。漢の中の漢。

 

虫が退治できない彼氏の話題が時折賛否を集めるけれど、これはもう『魁!!男塾』を読んだ否かの差だと思う。いかにして内面に漢を秘めたか。これが重要なのだ。

世代じゃない僕らにそんな漢を求められても、男といえば細身のスーツを着た社会人2人が絡み合う姿が先行する昨今、対応できるわけがない。言い訳とかじゃなくてほんとに。

山を駆け抜けた経験もなく、カエルを膨らませたこともなく、長ランを羽織ったこともない。触れ合った自然はせいぜい猫じゃらしとぺんぺん草。そんな僕らの漢としての経験値は0に等しい。

 

飼い主だから触れて当たり前という考えかたもあるけれど、まず飼いたくても触れなきゃ飼えない。スタート地点に立ててることが偉大。

しかもこのコモドオオトカゲ、餌が生肉らしく、餌やりで生肉をあげるわけだ。きっと冷凍マウスとか。

 

凍ったネズミを触るなんて考えられない。インフラが発達し、街の衛生が向上した現代、幕張でしかネズミと触れ合う機会なんかない。

 

爬虫類を飼ってる人、マジですごい。

 

レッサーパンダやサラブレッド、アリクイなんかも過去に脱走したこのある静岡の人たちは、 もしかしたら日本人の中で最も動物達とのサバイバルに向いているのかもしれない。

 

けものをフレンドとして、たくましく共存する静岡の人たち、すっごーい!

 

 

では、また。