ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

ヒアリを倒しに神戸市へ。

 

ちょっと前に書いた

 

www.shitazesan.com

 

この記事でも言及したんだけど、僕は虫が触れない。いやまぁ、触れなくなった。

 

悲しいかな虫嫌いであるがゆえに、僕は虫の写真も触れない。

実際に動くわけではないけれど、ハリーポッターのようになんか写真の中で動いてるような気がしてならない。

 

だから視界に捉えている部分を触るよりも、見えないところで触るほうが怖い。「動いてるかもよ」という煽りが脳内にこだまする。

自分の手を栞代わりに他のページを閲覧するときが、とんでもなく気持ち悪い。

 

お客様のなかに、同じ感覚を持つ方はいらっしゃいませんか?

 

もう少年と呼ばれることはなくなった年齢だから、いまさら昆虫図鑑をめくることはそうない。だからそんなに実生活に弊害があるわけではない。けれど、ゴキブリホイホイとか、バルサンの缶とか、虫の絵が描かれてる部分が触れない。

ダイレクトに触っているんだ。万が一動かれたらどうしようもない。

 

あまりにも触れなさすぎて、どう触ればいいかのか吟味していると、花火大会の帰り道に先輩の手を握れなかったことがあったなぁ。なんてことを思い出す。

 

言い出す勇気はなくて、けど急に繋ぐ度胸もなくて、喉の渇きだけがやけに鮮明なあの日の葛藤は、虫の絵を避けてどう触るべきなのかを真剣に考えている今の葛藤となんら変わらない気がする。

まさか今先輩も、虫の絵を見て思い出されてるなんて全く考えてないんだろうな。

 

 「あの時こうしていれば」という「もしも」をその時はよく考えたものだった。けれど、今じゃ手を繋げなかった葛藤は虫の話と同系列だ。痛みは風化する。人間どう転ぶか全くわからない。

 

余談が過ぎた。

本題に戻ろう。

 

で、虫が苦手だから絵に触れないんだけど、できることなら足の付け根とかアップの写真とかリアルな部分はどんな形でも見たくない。ゾクゾクっとするあの感覚は心臓によろしくない。

 

少し前に、ヒアリという強毒を持つ蟻が海外から輸入されてしまったらしく、今危険性が呼びかけられている。

今日は神戸で100匹ほど発見されたらしい。

 

www.asahi.com

 

人が余裕で死ぬらしく、殺人アリなんて言われてるけどニュースの記事に、ヒアリの写真を直接乗っける編集者のほうがはるかに殺人的だと思う。

 

上記の朝日の記事も下に1枚ほど思わぬ伏兵がいるから気をつけてほしい。

これを貼るのに5.6回はアップのアリを見てしまいゾクゾクした。

 

このまま日本に馴染んでしまい、アメリカザリガニのようにはならないことを祈るばかりだ。刺されたなんてニュースのたびに、アリのアップ写真を見ているんじゃ肌と背中がもたない。

 

このニュースだけに限った話ではないけれど、虫の写真を載せる時は一旦モザイクをかけるなり、閲覧注意と記すなりしてほしい。なぜ無断で貼るのか。心の準備ができてないと、ウオッてなる。どんなときも。

 

最近、前野ウルド浩太郎氏の『バッタを倒しにアフリカへ』という新書を読んだんだけれど、これの写真もキツかった。

 

話はとても面白くスラスラ読めたんだけど、予告無しで虫の写真(しかもアフリカにいるインパクトのあるやつ)が掲載されるため、ページをめくる手の位置にかなり気をつけなければいけなかった。

あと帯にバッタの写真があって、避けて持つ必要があった。

 

 

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流石、ファーブルに憧れて昆虫学者を目指しただけのことはある。著者が虫に慣れてしまっているせいか、本書を通して読むと少し虫に慣れてしまう自分がいる。

 

ページの端に載せられた虫を見ないと具体的なイメージが持てず、否が応でも目視を避けられないときもあった。それでも話の面白さが勝り、「虫の写真は触わりたくない・見たくない」という信条を捨てて読み切ってしまった。

「バッタに喰われたい」という夢のために単身でアフリカに飛びたてる学者に、見事に心を撃ち抜かれた。リスペクトというやつに違いない。

 

テラフォーマーズは1話すら絵がストーリーに勝り、読みきれなかったから、いかに内容に引っ張られたかがわかる。本当に前野先生はすごい。

 

話を戻そう。

とにかく、ヒアリにやられないようにするのと同進行で、虫の写真を載せるという殺人行為には注意が必要だ。

動かれるのも嫌だけど、小さいのがアップになるのも同じくらい嫌だ。でもアリに刺されて死ぬのはもっと嫌だ。

 

全部モザイク処理して、ちょっとエロさを醸させるのはどうだろう。

余計にクリックしてしまい誤爆する人たちが増えそうな気もする。なんなら筆頭になりかねない。

 

やっぱり虫系の本や記事はいつ攻めこまれてもいいように、薄目で見るに限る。

アリの毒からも・虫が与えてくる寒気からも、自分で身を守って自然界を生き抜くのが前野先生リスペクトに繋がるのかもしれない。

 

 

では、また。